【IPO】ダイナミックマッププラットフォーム(336A)の新規上場情報

IPO

ダイナミックプラットフォーム(336A)の新規上場について、ブックビルディングが開始したので情報をまとめました。事業内容がいかにもIPOっぽいおもしろい案件だと思います。

スケジュール

仮条件決定日

2025/03/10(月)

BB(開始)

2025/03/11(火)

BB(終了)

2025/03/17(月)
公募価格決定日2025/03/18(月)
購入申込(開始)2025/03/19(水)
購入申込(終了)2025/03/25(火)
上場予定日2025/03/27(木)

売出情報

BB方式による
募集株数
4,344,000株
BB方式による
売出株数
売出:320,100株
OAによる売出:699,600株
(総計:1,019,700株)
仮条件価格1,130~1,580円/株
資金使途①オートモーティブビジネス向け高精度3次元位置情報の整備・更新:295百万円
②海外事業拡大のための子会社宛投融資:3,917百万円
③3Dデータビジネス向け高精度3次元位置情報の整備・更新:221百万円
④研究開発:731百万円
上場市場東証グロース市場

取り扱い証券会社

主幹事SMBC日興証券
幹事団、割当
証券会社割当数割当率
SMBC日興証券3,824,600株82.00%
みずほ証券139,900株3.00%
SBI証券125,900株2.70%
野村証券93,300株2.00%
大和証券39,640株0.85%
マネックス証券14,000株0.30%
楽天証券14,000株0.30%
松井証券14,000株0.30%
岡三証券(岡三オンライン)14,000株0.30%
岩井コスモ証券14,000株0.30%
あかつき証券14,000株0.30%
大和コネクト証券  

企業データ

基本情報

会社名ダイナミックマッププラットフォーム株式会社
事業内容自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供
設立2016年6月13日
代表者代表取締役社長CEO 吉村修一
所在地東京都渋谷区渋谷2-12-4 ネクストサイト渋谷ビル12階
従業員数269名(連結 2023年9月1日現在)
監査法人Pwc Japan有限責任監査法人

業績等の推移

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目論見書より抜粋(各証券会社等で確認できます)

経営指標の推移(単独)

決算期売上高
(百万円)
経常利益
(百万円)
純利益
(百万円)
第4期
2020/03
542▲1,764▲1,763
第5期
2021/03
562▲1,611▲1,613
第6期
2022/03
601▲1,792▲19,848
第7期
2023/03
1,343▲1,455▲4,740
第8期
2024/03
1,651▲1,373▲3,178

1株あたりの指標

決算期EPSBPS配当金/株
第4期
2020/03
▲6,785
.32
▲160,993
.16
0
第5期
2021/03
▲5,960
.84
▲186,639
.28
0
第6期
2022/03
▲69,446
.76
▲171,976
.32
0
第7期
2023/03
▲272
.02
▲977
.76
0
第8期
2024/03
▲168
.92
▲563
.20
0

既存株主の状況

氏名又は名称所有株数所有割合ロックアップ
㈱INCJ8,848,000株40.88%90日or3倍
㈱海外交通・都市開発事業支援機構3,478,350株16.09%90日or1.5倍
三菱電機㈱1,560,000株7.21%180日
三菱HCキャピタル㈱1,000,000株4.62%90日or1.5倍
三井物産㈱710,500株3.29%90日or1.5倍
吉村修一571,450株2.64%180日
SBI4&5投資事業有限責任組合508,400株2.35%90日or1.5倍
㈱ゼンリン480,000株2.22%180日
㈱パスコ480,000株2.22%180日
アイサンテクノロジー㈱400,000株1.85%180日
他含む合計21,622,650株100.00% 

赤字はVC青字は代表取締役

初値はどうなりそうか?

  • 自動運転・先進運転システムなど近未来的な事業を行っており、IPO案件としては注目度が高まりそうなテーマである。
  • ビジネスモデルは官公庁向けや大型PJなどの「プロジェクト型」と既に整備してあるデータを自動車メーカーや民間企業が利用できるようにする「ライセンス型」の二種類。利益率の高いライセンス型を伸ばす成長戦略を掲げている。
  • 直近業績は経常、純利ともに赤字。売上規模は拡大していることから、上記のライセンス型ビジネスを伸ばすことで黒字化できるかが重要なポイント。
  • 正直なところ車の販売台数という観点からは伸びにくい印象を受けるが、3Dマッピングという観点からいくと他業種にも展開が見込めるおもしろそうな事業を行っており、個人的には成長を見守っていきたい企業と言えます。

※本記事は投資を推奨するものではありません。
※投資は自己判断でお願いいたします。

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